
人材を活かしながら新しい価値を創造し、
この地域と共に歩む。
2024年3月、医療法人玖玉会 玖珂中央病院はSAITO MEDICAL GROUPによる承継を受け、新たな一歩を踏み出しました。当院は1982年に設立され、急性期機能病院としてのスタートを切り、その後回復期・慢性期機能病院へと転換し、時代とともに地域に根ざした医療を提供してまいりました。
今後も地域に必要とされ、地域を支える医療機関としての役割を果たすため、3つの視点で職場環境のさらなる改善と職員育成を進めています。
⒈病院理念と基本方針の作成 - 委員会の名称変更と再編成、委員会指針の作成を行い、組織全体で共有する価値観を改めて明確化しました。
⒉組織改革による職場環境の改善 - 病棟再編成や年功序列制から職員評価制への移行を進め、働きやすい環境づくりに努めています。
⒊職員教育と研修の推進 - 職種間コミュニケーションを強化し、患者様中心のチーム医療を推進しています。
また、地域の皆さまが望む医療や自分らしい生き方を選択できるよう、取り組みを行っています。
⒈予防医学の充実 - 健康増進や予防、早期発見と治療、機能維持と回復に重点を置き、主治医制からより専門性の高い担当医制への移行に取り組んでいます。
⒉地域連携室の新設 - 地域に開かれた医療機関として在宅復帰支援や訪問診療に取り組んでいます。
⒊地域包括ケア病棟の開始 - 地域包括ケアシステムの一環として新たな病棟に取り組んでいます。
玖珂中央病院がこれまで培ってきた価値や技術、人材を活かしながら、新しい価値を創造し、この地域と共に歩んでまいります。皆さまの温かいご支援を引き続き賜りますようお願い申し上げます。

自分らしい生き方を
選択できるような支援を。
玖珂中央病院は、1982年に設立されて以来、地域医療の中核として進化を続けてきました。私たちは、地域住民の皆様に質の高い医療を提供することを使命とし、新たに在宅医療や訪問医療、地域包括ケア病棟の運営に取り組んでいます。これからも地域医療に貢献し続けるため、新しい価値や技術を積極的に取り入れながら、患者様とそのご家族様、そして医療スタッフ全員との信頼関係を大切にしています。
2024年3月には、SAITO MEDICAL GROUPの一員となり、新たな運営体制のもとでさらなる成長を目指しています。私たちのチームには若くて意欲的な医療従事者が集まり、患者様やご家族様に対して誠実に向き合うことを心がけています。これからも地域の皆様と共に歩み続けるために、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
私たちの基本スタンスは、患者様とそのご家族様とのコミュニケーションを重視し、信頼関係を築くことです。楽しい仕事とは、緊張感を持って真剣に患者様と向き合い、その結果として達成感や満足感を得ることだと考えています。この考えのもとで、私たちは日々の業務に取り組んでいます。
今後も地域医療の発展に寄与するため、一歩ずつ着実に前進してまいります。皆様のお力添えをいただきながら、この地域で暮らす人々が自分らしい生き方を選択できるよう支援していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

時代に合わせた進化を続け、
地域になくてはならない存在で
あり続けることを願って。
岩国西商工会会長、岩国市周東町観光協会会長
玖珂中央病院は、1982年に地域の5人の有志が集まり、地域医療を支えるために開設されました。私は東京で税理士をしていましたが、病院が税理士を求めていたこと、また創業者の1人である福本先生に仲人をしていただいた経緯もあり、病院開設の1年前に地元に戻り、開設から伴走させていただいております。
玖珂町・周東町にまたがる玖西地域は深い歴史を持つ地域です。縄文時代からの古墳跡が多く残り、奈良時代には秦氏統治の下、仏教文化も大きく花開きました。戦国時代には鞍掛山で大きな合戦があり、大内氏の重臣であった杉氏と防長二国の制覇を目論む毛利氏がせめぎ合いました。幕末には遊撃隊の駐屯地となるなど、歴史的な出来事の舞台となってきました。また、作家の宇野千代氏が幼少の頃を過ごし、法学者末川博氏を輩出するなど、文化的にも豊かな土地です。自然面では、島田川の清らかな水に恵まれ、名産の鮎や酒蔵(日本酒「獺祭」)があります。この豊かな歴史と自然を大切に、次世代へ伝えていきたいと考えています。
玖珂中央病院は、設立以来、地域医療を支える重要な役割を果たしてきました。岩国市内中心部でも大きな病院が少なく、地域のクリニックも減少傾向にある中、外来から療養まで幅広く対応できる玖珂中央病院は、地域にとって不可欠な存在です。1982年の開設以来、療養病床の再編や診療報酬の改定など、医療を取り巻く環境が大きく変化する中でも、患者様第一の診療を心がけ、玖西地域の医療と福祉を支え続けてきました。今後もSAITO MEDICAL GROUPの一員として、玖珂中央病院が今後も変わらず地域医療を支え続けることを期待しています。玖西地域の豊かな歴史と自然を背景に、時代に合わせた進化を続け、地域になくてはならない存在であり続けることを願っています。

昭和57年9月玖珂中央病院開設・院長 現在に至る
玖珂医師会 元会長; 監事
山口県病院協会 理事
所属学会;日本内科学会(認定医)、日本医師会認定産業医
臨床内科学会、日本循環器学会
当院は療養病棟入院基本料(療養病棟入院料1)を届出しております。
- 2階、3階、4階全ての病棟で、1日に看護職員(看護師及び准看護師)8人以上、看護補助者 8人以上が勤務しています。(20対1、20対1)
- 患者様の状態に応じて(褥瘡対策管理)必要な体圧分散式マットレス等を適切に選択し使用する体制が整っています。
- 病室は、4床以下で、床面積は1人当たり6.4㎡以上です。
- 病室に隣接する廊下幅は、1.8m以上で、両側に居室がある廊下は2.7m以上
- 食堂は、1人当たり1㎡以上。(談話室としても利用できます。)
- 機能訓練室は、40㎡以上(100.77㎡)の広さで、必要な機器・器具があります。
- 身体の不自由な患者様の入浴に適した浴室を設置しています。
- 病棟床面積は、患者1人につき内法による測定で、16平方メートル以上です。
- 病室は、4床以下で、床面積は1人当たり6.4㎡以上です。
- 病室に隣接する廊下幅は、1.8m以上で、両側に居室がある廊下は2.7m以上
- 食堂は、1人当たり1㎡以上。(談話室としても利用できます。)
- 機能訓練室は、40㎡以上(100.77㎡)の広さで、必要な機器・器具があります。
- 身体の不自由な患者様の入浴に適した浴室を設置しています。
管理栄養士によって入院時に栄養状態の評価を行い、栄養管理計画書を作成し栄養管理を行い、入院中も定期的に計画書を作成し、管理された食事を適時、(夕食は18時以降) 適温にて提供しています。
看護補助体制充実加算1,診療録管理体制加算3,療養病棟療養環境加算1,療養病棟療養環境加算2, データ提出加算,入退院支援加算2,認知症ケア加算2,医療DX推進体制整備加算
CT撮影及びMRI(16マルチスライスCT),がん治療連携指導料,脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ),運動器リハビリテーション料(Ⅰ),外来・在宅ベースアップ評価料(1),入院ベースアップ評価料43,酸素の購入単価
当院はオンライン資格確認システムを導入し、マイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用を推奨しております。
当院が患者様からお預かりした受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報は、適切に管理・活用して診察いたします。
なお、令和6年12月1日より、医療情報取得加算として表1のとおり診療報酬点数を算定いたします。
初診時 | 医療情報取得加算 | 1点 |
---|---|---|
再診時 (3月に1回) |
医療情報取得加算 | 1点 |
- 上記にかかわらず他の保険医療機関からの紹介状をお持ちの方は、診療報酬点数が1点となります。
- マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いいたします。
- 特別室(個室室料) 4.000円/日(税込)
※実施の際に実費をいただきます。
- インフルエンザ予防接種・コロナ予防接種・肺炎球菌予防接種:希望者には実施させていただきます。
- 結核菌核酸増幅法検査(QFT検査)等を感染症検査について:必要に応じて実施させていただく場合がございます。
- 入院証明書 2,200円(税込)
- 診断書 生命保険・損害保険・自動車賠償保険 5,500円(税込)
- 身体障害者診断書・障害年金診断書 8,800円(税込)
- 特定(難病)医療費臨床調査診断書 3,300円(税込)
- 休業診断書 2,200円(税込)
- おむつ証明書 1,100円(税込)
- 裁判所用診断書 11,000円(税込)
- 死亡診断書 戸籍提出用 3,300円(税込)(2枚目より1,100円(税込))
- 生命保険用 8,800円(税込)
- 死体検案書 5,500円(税込)(2枚目より2,200円(税込))
その他は1,100円(税込)
- ※TV(テレビ)は患者様の持込とさせていただいております。(アンテナ設備あり・持込料は無料)
※退院時処置料 エンジェルセット 8,000円(税込)
※なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」について費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は、一切認められていません。
※その他詳しくは受付にご相談下さい。